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【自重しろ】ライ滝第二二話【ビッグワン】


[972]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2012/07/01(日) 17:58:46 ID:???

ジノ「……そのキドウとか言う選手の事は分からないが、僕達に勝てる自信はあるみたいだね」

デモーニオ「と、当然だ。俺たちは勝つ。いや、勝たなければならない。
      俺達はこの試合に勝てば各チームのプリマヴェーラにスカウトされる事になっている。
      全員がスラム出身の俺達にとっては千載一遇のチャンスだ。お前達を蹴落とし、俺達は栄光を掴む」

ジノ「スラム出身、か。なんとなくそんな気はしていたよ。君達のハングリー精神の溢れた表情を見ていればね。
   だが僕達……いや、僕もこんな所でWユースへの道を閉ざされるわけにはいかない。借りを返したい相手がいるんだ。
   たとえ君達の人生を踏みにじる事になったとしても勝たせてもらう。君達もそのつもりなんだから文句は言わせないよ」

デモーニオ(ジノ・ヘルナンデス。ただの優男かと思っていたが、中々……)

カルロ「デモーニオ、いつまで敵とお喋りしてるつもりだ! さっさとポジションにつけ!」

 ジノの対応にデモーニオが感心したような表情を浮かべていると、背後からカルロの怒号が響いてきた。

デモーニオ「――おっと、話はここまでにしておいた方が良さそうだ。じゃあな、ジノ・ヘルナンデス」

 そしてデモーニオもまたジノ達の前から去って行き、いよいよ試合開始の時がやって来た。

ランピオン(だから俺主役なのに影薄くないか!?)


0ch BBS 2007-01-24