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【復活の】キャプテンEDIT35【号砲】
[163]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2012/05/19(土) 00:09:10 ID:???
菱野「……(何なのでしょう、この違和感は。いくらなんでも、そろそろ足が止まる頃合いのはず。
体力の一言だけで、済ませられるものではない気が――)」
早苗「鳴紋の方々も、陣地に戻った戻った! でないとキックオフ出来ないじゃないですか!」
菱野(――体力の消耗。多大なビハインド。ここから試合を何とかするには、それこそ本当に奇跡でも起こすしかない。
まるで彼女は、それが起こると確信している様な……)
… … …
実況「現在の時間は、後半12分。普通の試合ならば、まだまだ二転三転が期待できるところですが、しかしこれは鳴紋中の試合。
スコアは四点差と大きく離され、逆転の望みは限りなく薄くなっております。
それでも懸命にボールをセットし、再びのキックオフに臨む赤口中の姿には賞賛を禁じ得ません」
武居(まだだ、まだ終われるか! オレたちをここまで連れて来た早苗さんが、まだ諦めていないんだ!)
宮川(万年、一・二回戦負け。県内最弱争い……そんな俺たちを、準決勝の晴れ舞台で戦えている)
下原(いあいあ! 神とは縋るものではなく称えるべき者。早苗さんが美しく戦い続ける限り、我々も諦めないのだ!)
普通の学生なら、既に投げている。プロでも次の試合への影響を見据えて、それとなく手を抜く。それが当然の絶望的状況。
しかし、いかほどの精神力か。赤口中は事ここに至っても、反撃を始めた時点と同じ士気を保っていた。
比良山「こいつら、本当に底無しか? まるで諦める気配が無いぞ」
大前「いや……」
思わず畏怖すら帯びた声を漏らす比良山に、大前は首を横に振る。
大前「確かに、これまで俺たちを苦しめて来た主力級、そいつらはまだまだやる気だ。けど、それ以外は――」
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0ch BBS 2007-01-24