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1- レス

【行く者】キャプテンEDIT36【残る者】


[177]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/05/30(水) 00:21:43 ID:???
そんな中、清栄側はこの裁定に食い下がっていた。

江藤「い、今みたいに、力ずくで出場をやめさせるのが、正しい方法なんですか?」

審判「私としてもカードで試合をコントロールする様な真似は好まない。……が、君らが積み重ねてきた歴史もある。
二年前の夏は重傷者を出し、以後はシミュレーションや反則守備のオンパレードだ。なのに、ここに来て二人がかりでのこの反則。
カードを出さずに事態を収めるのは、私としても難しい。分かるね?」

江藤「でもそれって――モガモガ!?」

染岡「よ、よく分かりました! コイツは俺が責任を持って引き下がらせますっ!」

審判「う、うむ……」

江藤「むーっ! むーっ!(ジタバタ)」

染岡に引き摺られ、ベンチの関係者に引き渡されて控室に連行されていく江藤。
それを見届けると、審判はゴホンと咳払いをして大前の方を見る。

審判「勿論、彼らに言ったことは君らにも当てはまることを忘れないように。いいね?」

大前「はい。分かっています……ところで、一旦外に出て治療を受ける許可を貰えませんか?」

審判「了解した。では、行って良しっ!」

審判から治療を受ける許可を取りつけた大前は、とりあえず体調が無事なままの雪村に後事を託す。

大前「というわけだ。……少し出てくるけれど、その間は頼んだ」

雪村「オッケー。まあ、3−0だしね。ここから大前くんが戻ってくるまでに、そうそう詰め寄られることは無いでしょ」


0ch BBS 2007-01-24