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【行く者】キャプテンEDIT36【残る者】
[258]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2012/05/31(木) 18:59:22 ID:???
大前「くそっ、くそっ、くそっ! まだ戻れないかよォ!? 菱野さん、治療はっ!?」
菱野「はいっ、今終わりました! ……審判さんっ!」
審判「(本音を言えば、すぐにでも彼を戻したいが)……まだだ! プレイは続行中だ!」
菱野に泣きそうな目で見られてたじろぐが、審判の答えは変わらない。
金成のプレイは『ボールを失わないため』と強弁できなくもないのだ。
だが、
審判(確か、ブラジルには『監督の指示でひたすらボールをキープし続けた』選手にカードを出した事例があったはず。
これ以上続くようなら、それを適応するべきか?)
会場のテンションと同じく、審判の我慢も限界に近付きつつあった。
苦々しい思いを込めて金成を見ると、性懲りもなくフォローに来た選手ごと達也に突っ掛けていく場面であった。
金成「うひひっ、ここで俺を止めたらヒーローだなあ? けど、吹っ飛ばされたら最悪に格好悪いぜェ!?」
比良山「一番格好悪いのは、貴様を放っておくことだ!」
本多「どの道、大前がいないくらいでお前が好きに出来るようなら、俺の仕事など意味も無いのと同じだ! ここで止める!」
達也「このイカレ野郎……っ! 三度目の正直だ! 今度こそっ!」
達也たちがこれ以上はさせるか、と金成を迎え撃ちに行く中、清栄サイドでも動きがあった。
清栄の監督「(こ、これ以上はマズイ!)おい、そこのお前。確かトップ下希望だったな? ……アップしろ。金成に見えるようにな」
清栄の控え「あ、はいっ!(交代を匂わす、か。それで止まってくれるかなあ、あの人)」
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0ch BBS 2007-01-24