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1- レス

【行く者】キャプテンEDIT36【残る者】


[517]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/06/02(土) 22:23:33 ID:???
大前「よしっ! ナイスゴール比良山っ!」

比良山「ああ……だが、危うく防がれそうだったな。
舟木が触るか、長谷部がもう一瞬早くボールに追いついていたら、このゴールは無かった。俺も、まだまだ至らんな……あ痛つ……」

言いながら、腹を押さえる比良山。その姿を見た長谷部は、思わずハッと息を呑む。

長谷部「アイツ……足じゃなくて、腹を気にしてる? ま、まさか……け、怪我の上に不調だったって言うのか……?」

十五年間の人生の中で、最も冴えたセービングであると自負するプレイ。
それを上回ったのが、よりにもよって怪我と体調不良、二重のハンデを負っていたという事実に、彼は打ちのめされた。

長谷部「……くっそォオオオオオオオォっ!!」

吼えた。そして地面に突っ伏して泣いた。チームメイトに肩を揺すられるまで、長谷部は泣きに泣いた。





〜ハーフタイム〜

やす子「前半は苦しい状況の中、よく戦ったわね。お疲れ様」

本多「ええ……本当に、立っているだけで辛いです(グギュルルル)」

末松「も、もう我慢できな〜いっ! と、トイレ〜! トイレ〜っ!」

落田「は、入ってまーす……うわ、ちょっと止めろ! ドアを叩かないでー!」

ところ変わって、鳴紋陣営の控室は騒々しい雰囲気に包まれていた。
前半を終えて戻って来た腹痛持ちの選手たちが、我先にとトイレに駆け込み、ちょっとしたパニックになっているのである。


0ch BBS 2007-01-24