※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【行く者】キャプテンEDIT36【残る者】


[755]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/06/07(木) 19:49:26 ID:???
雪村(TV観戦中)「やるねえ、彼も。去年は長池さんに完全に押さえられていたけど……」

宇津木(TV観戦中)「だが、その経験が試合賢者の第一ぴを踏み出すリアルの苦しみの味。それを理解している雪村さんは格が違った」

達也(TV観戦中)「確かにかなり凄い突破力だけど……『風のジャンパー』?」

女性観客「きゃー♪ 井沢くん、かっこいー♪」「がんばってーっ♪」「いっざわくんっ♪ いっざわくんっ♪」

ボールを持って軽快に突き進む井沢の姿に、観客席からも黄色い声が飛ぶ。
だが、当の本人はそれを雑音と切って捨て、厳しい眼差しで相手ゴールを見据える。

井沢「……静かにしてくれっ、集中が乱れる! 俺は、この(翼がいない)隙に決めなきゃならないんだァ!」

……女の色香には惑わされなくても、それ以上の雑念には支配はされていたが。

実況「井沢くん、エリアギリギリのところでシュートの構え! 今度は南葛が先程のお返しにゴールを狙うっ!」

西尾「井沢のミドルシュート!? なら、多分――」

一条「――分かってます! バナナシュートですね!」

井沢「読まれてる!? ……だがっ!」

相手の備えを承知で、ミドルレンジからのバナナシュートに行く。
翼への対抗心が、井沢にミドルシュートでの得点という拘りを植えつけていたのだ。
並のゴールキーパーならば、それでも問題無くゴールを上げられただろうが、

一条「……甘く見るなァ!」

井沢「なにィ!?」

大友中キーパー・一条は、鋭く反応してこれをパンチングする。


0ch BBS 2007-01-24