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1- レス

【行く者】キャプテンEDIT36【残る者】


[770]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/06/07(木) 20:07:45 ID:???
新田「へ? な、中山さん?」

中山「これからが本番だ。試合はまだ終わってはいないぞ」

緊張感も露わにそう言う中山に新田は、

新田「そうですね! 一点くらいじゃまだまだでした! これから、二点、三点ともっともっと取ってやりますよ!」

高らかにそう豪語するのであった。

森崎「――へぇ? 言ってくれるじゃねェか、ひよっ子が」

新田「な、なにィ!?」

森崎「良かったなァ、先輩に散々お膳立てされて、やっと点取れて。今の内に囀れるだけ囀っとけ。
お前が良い気分でいられる時間は、この試合中にはもう来ねえよ」

不敵に笑いながらそう言う森崎。彼の表情は、一回戦からここまで続けてきた無失点記録を破られた痛手は感じられない。
あるのは、これより先は決して得点を許さないという、巨大な自負。
流石に不遜な新田も、この態度には得体の知れない凄みを感じてしまう。

新田「つ、強がりも大概にしろよ!? 何と言おうとな、アンタは俺にやられたんだ! そんなに偉そうにしていられる余裕、
あるはずがないんだ!」

森崎「はっ! どっちが強がってるんだか! ……おらァ!」

鼻で笑って、ボールを大きく蹴り出す。

森崎「てめェら、見苦しくうろたえてるんじゃねえ! んな不安そうな顔しなくたって、こっから先は一点もやらんっ!
安心してさっさと逆転して来い! 俺が自ら攻め上がって世話焼かんでも、そんくらいは出来るだろうが!」

そしてこの大喝である。


0ch BBS 2007-01-24