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1- レス

【代表の】黄金のジノ11【レギュラー争い】


[934]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/07/19(木) 11:42:56 ID:???
東京…………765プロ事務所。

片桐「…………………」
片桐は、渋い顔でお茶を啜った。
真美が揉めた、地獄姉妹。彼女達が、ジュピター、ジョウ・ショー・キリューとのフェスを申し込んで来たのだ。
ジュピターは、受けたそうだが………
片桐「(どうにも嫌な予感がする。)」
地獄姉妹のアイドルとしての実績は、恐れるに足りない。伊集院プロの気紛れでアイドルをしているとしか思えない程度だ。
しかし、それはアイドルとしてであり、アイドルでなくデスメタル界隈では、かのDMCに匹敵する人気がある。
片桐が思い出すのは、詩織の目。
自棄でもなく、怒りでも悲しみでもなく………ただ、ただ、絶望。そんな目をしていた。
アイドルがしていい目ではない。
片桐は、地獄姉妹のライブを見る。
俯き加減の詩織、美樹原、サソードヤイバーを構えた鏡。歌の内容もまた、未来への希望などでなく、現在の絶望を綴った内省的な歌。
それだけに、コアなファン層に受けている。
かのヘルヴェタすら、地獄姉妹の前に破れ去り、ボーカルのシャーセはこの世の地獄を味わったという。
片桐「(危険過ぎる事もあるが………)」
ファン層が違いすぎる。相撲とサッカー位。百害あって一利なし。片桐はそう判断していた。
しかし、地獄姉妹のプロデューサーと会い、その考えは変わった。


0ch BBS 2007-01-24