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【再び】キャプテンEDIT37【全国へ】


[143]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/06/15(金) 22:44:14 ID:???
渡会「ぜぇ……ぜぇ……と、飛ばし過ぎだろ本多ァ!?」

本多「はァ……はァ……何だ渡会、情けない声を出して。お前は本当にスタミナが足りんな」

中でも出色の出来だったのは、本多と渡会のペア。
意外と負けず嫌いな本多の性格が良い方向へ出たのか、快調にラップを刻み持久力を伸ばしていく。
それに引き摺られるように渡会もスタミナが大幅に改善されたのだが、

渡会「ハヒーっ! ぜひ……っ……ぜひ……っ!」

本多「お、おい? 大丈夫か渡会?」

まだまだ大技を連発できる程の体力には程遠いようだった。

雪村「おっ? いつもより走れてる! 良いペースだよ僕!」

比良山「ふぅ……やれやれ。センスだけでなく、こういうところも疎かになっていないから雪村は怖い」

水守「ハァ、ハァ……ま、待って下さい輝林さんっ!」

輝林「…………」

雪村の持久力は一定の大台を超え、比良山もそれなりに向上を見る。
DF同士と言うことで組ませた輝林・水守組は、集中して淡々と走る輝林に水守が付いて行けず、やや足を引っ張る結果となっていた。
他の面子はまったくの成果が出ない訳ではなかったが、劇的な伸びは特に無し。
そんな光景を見て大前は唸る。

大前「うぅん……(焦っちゃいけないんだろうが……まだまだ全国の上位チームと比べると、戦力がデコボコだな)」

大前と比良山のツートップを中心に、この世代で上位の人材を抱えながら、一方で下位の面子は全国強豪レベルの平均に届かない面もある。
この歪さが、本番の全国ではどう出るか。キャプテンとしては頭の痛いところだった。


0ch BBS 2007-01-24