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【再び】キャプテンEDIT37【全国へ】
[206]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg
:2012/06/16(土) 00:52:53 ID:???
>>202
あわわ、もちろん『選択』の誤字ですorz 妙な所で誤字ってすみません
>>B.マジックショップ『ふしぎ屋』に行こう!
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……街の辻々を、歩く。歩く。歩く。
どうやら目的の場所への道順を忘れているようだ。あんなに何度も通ったはずなのに。
目的……? そう目的地だ。あそこに行って、彼女に会わなければならない。
そう思いながら、逃げ水の浮かぶ夏の道路の上を進む。
大前「おかしいな……まだ、あそこに着かないのか?」
言いつつも、思う。
はて、あそことは何処のことだったろう――?
紫「……あら。随分とぼうっとしているのね」
大前「あ」
気が付けば、道端に探している相手が腰かけていた。
エキゾチックな日傘を差しながら、奇妙にも何も無い所に腰かけている、年齢不詳の女性――八雲紫。
ああ、そうだ。彼女の開いている店へ向かおうとしているんだったか。
大前「……何だか、相変わらず常識に囚われないことしてますね。何に腰かけてるんですか?」
紫「あらあら。道端で突然出会って第一声がそれかしら。大前くんも可愛げがなくなったわね」
そう言いつつ、肝心の問いには応えない紫だった。
いや人に見られたらどうするんですか、と言おうとして、周囲に誰もいないことに気づく。
陽炎に揺らぐ街には、人の気配と言うものが無い。
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0ch BBS 2007-01-24