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【再び】キャプテンEDIT37【全国へ】


[453]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/06/21(木) 00:39:58 ID:???
〜数時間前・沖縄〜

台風一過の砂浜に佇む、二人の男の姿があった。
一人は怪しげな風体の中年。もう一人は、獰猛ささえ感じさせるほどに引き締まった体つきの、精悍な少年であった。

吉良「……見違えたぞ、小次郎。いまや豚の様に肥えていた、かつてのお前はおらん。その屈強な肉体、正しく獲物を狩る虎よ」

日向「ええ……俺自身でも驚いていますよ。まさかこんな短期間にここまで身体を絞れて、オマケに……クククっ」

そう言い見る者に怖気が走る様な凶笑を浮かべる男こそ、日向小次郎である。
中学に上がってからの贅沢な暮らしと運動不足、それによって膨れ上がった脂肪は、どこへ消えてしまったのか。
全身を鋼の筋肉が覆う姿は、正に肉食の獣。都大会決勝からの僅かな期間に、日向の肉体は以前の全盛期をも上回る屈強さを備えていた。

日向(あの日……吉良監督を狙った流れ弾が俺の×××を穿ったあの日から、何かが変わった……。
どんなに苦しい特訓の中でも、何故か身体の奥から深い喜びが沸き上がってくる。
キツければキツいほど『次はどんな特訓が?』とワクワクしてしまう……一体、何がどうなっているんだ?)

自分の身に、いやそれ以上に心に起こった変化に、僅かな戸惑いを見せる日向。
それを知ってか知らずか、吉良監督は凄惨にニタリと笑う。


0ch BBS 2007-01-24