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【再び】キャプテンEDIT37【全国へ】


[983]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/06/25(月) 21:56:47 ID:???
鳴紋中が和気あいあいとハーフタイムを過ごしている一方で、劣勢の東一中はそうはいかなかった。
全国初挑戦にして一回戦で、前半のみで4−0という屈辱的敗勢。その状況に、ロッカールームの空気は暗く淀んでいた。

辻「何なんだよ、アイツら……まるでシュートを止められるビジョンが浮かばねえ」

小野寺・三橋・井手「攻めもフォアチェックも通じてない」「こんなこと初めてだ……」「こ、これが全国の壁?」

一様に沈み込む東一中メンバーたち。辛うじて、特定の誰かを戦犯として槍玉に上げる事態にはなっていない。
が、その方がよっぽどマシだったかもしれなかった。
東一中の中に、一人で責任を抱え込んでくれるような都合のいい捌け口はいない。
全員が全員、鳴紋中の選手にしてやられている。誰かではなく、全員が悪い。それが分かっていて、改善案が浮かばない。

東一中監督(最悪の状況だ……どこにどう手を入れればいいか、誰に何と声を掛ければいいか、まるで分からん。
全国大会、そして鳴紋中……よもや、これ程までにハイレベルだったとは……)

監督も、手の施しようを見つけられずに俯くしかない。そんな状況で声を上げたのは、

早田「……まだ、手はあるぜ」

やはり、キャプテンの早田だった。

倉持「なんだって? それは本当か!?」

早田「ああ。だが、これはハッキリ言って賭けだ。しかも向こうの出方次第のな。だが、決まれば確実にチャンスになるはずだぜ。
……どうする皆? 乗るか、反るか――」


〜To Be Continued〜


0ch BBS 2007-01-24