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【燃えろ!】キャプテン松山30【厄オーラ】


[100]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/06/17(日) 22:36:38 ID:???

松山が思った、かわいいがいつも厳しくさせる霊夢の貌。
それが今はまるで、その場しのぎの投薬よりも、より深い病巣の処置を決意した医者のように真剣さながらだ。
その時見た霊夢の瞳はまるで湖面の氷のように透き通っていて、真実をさらけ出し向き合わせる宝玉の様だった。

???「(あややややや!? これは思わぬ展開に……! 私の記者の嗅覚にきますよ!
   最速のブン屋も所属し幻想郷で優勝を狙える新チームの先行きに関わる一大転換期のスクープチャンス!)」

興奮を抑えて、余さず記録しようとするいつからかいた天狗も、周囲もシンと静まり返り、二人の問答を見守る。
その時、松山は一つの了解を得た。
サッカーでも弾幕を交えてもない。
だがこの問答は、紛れもなく。
松山光と博麗霊夢の――――最初の戦いであるのだと。

霊夢「この際、ちょうどいい機会だから訊くわ。
    トラウム・アドラーズが(一名いないけど)全員いる今、ここで、改めて聞かせて。
    あんたは……自分がSSPになり、自分の率いるチームが最強となる夢の為に、ここに立っているの?
    それとも、仲間と助け合って、甘くても戦っていけるなら最強になれなくてもいいと考えているの?」

詰問を耳にし、一つの言葉を思い出す。
松山が仲間達と作り上げたふらのというチームが、敗れて周囲を強く輝かせるチームでしかないという誰かの言葉を。

松山「―――」



0ch BBS 2007-01-24