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【燃えろ!】キャプテン松山30【厄オーラ】


[111]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/06/18(月) 00:17:59 ID:???

シャンハイ「(光様……)」
萃香「(ああ、そうだよ、それでいいんだ。 自分に嘘ついて無傷で強くなったって、酒の味は不味くなるだけさ)」
???「(よくそこまで自分を保てるもんね。 速さと同じく、甘さも極めれば強さとなり得るってことかしら)」

これまでの道程で一番、松山の身近に存在し理解者となり得た三人の内、二人が松山の答えを受け止める。
そしてもう一人は……。

霊夢「そう……やっぱり、そうか。 『らしい』のかもしれない、けど」

もう一人……霊夢は、何かを観念して受け入れたように、松山が見た覚えないほど力無く溜息をついた。

霊夢「光、それじゃやっぱり、あんたはSSPにはなれないわね。
    どんなに頑張っても、至れるとしても、誰かを活かして輝かせる選手にしかなれない。
    周りが上を目指していても、あんたは仲間を見捨てられず、誘いがあっても断ってきっと下に居続ける」
松山「……」
霊夢「短い間でも、幻想郷で駈けずり回って、地の底這いずっても。
    こんな強いチームを作った光ならSSPになっていいと思った。 でも……」
   
次に吐く言葉は、松山にとっても、トラウム・アドラーズにとっても……霊夢にとっても。
後戻りの利かない言葉と誰もが悟った。 が、止められもしなかった。

霊夢「もう、光をSSPにさせるわけにいかないわね」

その言葉を聴きつけ、まさに一日千秋待ってたかのように、霊夢のすぐ横の空間切り分けスキマが開いた。
誰もが戦き、騒然となる。
練習試合の祝勝会が一転、SSPだった巫女とSSPを目指す少年の問答に激しく転変し、闖入者まで現れたのだから。



0ch BBS 2007-01-24