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【燃えろ!】キャプテン松山30【厄オーラ】


[112]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/06/18(月) 00:19:11 ID:???

松山「紫さん!!?」
紫「ハイ♪ やぁ、まぁ……これもまた想定してた流れだけれど、早すぎよ松山君。
  変革をもたらす者は、とにかく迅速を尊ぶものということ?
ん、まぁ……私には文句もないし、つけようもないわ。
  
  霊夢、やっとその気になってくれたのね?」

霊夢「……」

紫「沈黙はイエスと取るわよ?」
霊夢「キャプテンは私がやる。 あんたが望んだ通り本気でやる」
紫「結構よ。 不器用な荒療治にも程があると思うけど。
  ああ長かった……これでやっと再開ができるというものだわ」

松山には、両者の会話の意味がよく掴み取れなかった。
否。 理解を拒んでいたが、今にも、かつて無い程、遠くに感じさせる霊夢の背中を見てそうも言ってられなくなる

松山「待て!!! 一体どういうことだ!? 何故そうなるんだよ!!?」
霊夢「解らないなら、そのままでいなさい。 もうここに私はいる必要なくなった。
    そして光、あんたを負かすのは早苗でも幽香でもなくなったってだけよ」
紫「心配しないで。 いくらなんでも過ぎた干渉だもの。
  トラウム・アドラーズには、私のほうから、とびきりの助っ人を最低でも一名用意してあげる。
  こうなった以上、『彼女』のほうは自主的に妖々夢……いいえ、博麗連合を抜けるだろうし」

松山には、細かく話を聞いている余裕はなかった。
これ以上は余分な揺らぎを残すだけと断じるかのように、後のことは紫に任せて去ろうとする霊夢を見る。
グチャグチャになった頭の中を更に視覚がかき混ぜてくるが――
松山にできる残された事は、何かひとつ、霊夢に告げる事だけだった。

松山「(ここにきて、チームを抜ける!? っていうのか!? 頭ん中ぐちゃんぐちゃんだ……俺は!!)」



0ch BBS 2007-01-24