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【燃えろ!】キャプテン松山30【厄オーラ】
[139]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2012/06/19(火) 01:13:32 ID:???
E 「俺が勝ったら、俺の女になれ!」
松山の頭の中は煮えた鍋に突っ込んだ棒でかき混ぜたように、発熱しながら整然も何もなかった。
こんな状況だからこそ。 まともな精神状態でないからこそ。 出せる言葉というのもあった。
松山「霊夢さん!!!」
霊夢「……?」
誰が何を言おうと、まして松山が何を言おうとも、霊夢には翻意もあり得なく……。
な筈が、足を止めて振り向いたのは、常軌を逸した、無視決め込もうともしきれない予感を感じ取ったからか?
天性の勘が警鐘を鳴らす。 またなんかとんでもない爆弾発言かまそうとしてんじゃないかと防壁が築かれる。
霊夢「なに――――」
松山「俺と試合で戦って―――俺が勝ったら、霊夢さんは俺の女になれ!!!」
防壁が、何ら意味を成さない、とほーもないド級爆撃で吹き散らされた。
シャンハイ「……」←唖然
萃香「……」←呆然
霊夢「……」←中心
松山「……」←爆心地
雛「まぁ……」←関心
???「(パシャパシャ)」←無心
松山は、自身が何を口走ったのか解っていなかった。
ただ、何か、霊夢が去る前に、引き止めたいこと、その為に自分が望んでいて伝えたいこと。
それらを火花のように浮かばせては叩いて消して、一際強く鮮やかに見えた言葉をそのまま口にした。
不思議に思えたのは『ソレ』を言い放った後の霊夢の顔が、見たことない程年相応にあどけなく見えたことだけ。
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0ch BBS 2007-01-24