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【燃えろ!】キャプテン松山30【厄オーラ】


[159]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/06/19(火) 23:46:50 ID:???

松山「俺が言ったことであんな風にさせて……あなたが本当に霊夢さんの姉なら、怒ったりとかは?」
靈夢「まさか? むしろどんどんやっちゃえてな歓迎気分。
    大体、いつも何考えてんだか読ませない、宙に浮いて結界の奥底で、誰の手にも届かず捕まらない子だし。
   澄まし顔をくちゃくちゃに、ペース乱させる同世代は、魔梨沙の他にももっと増えるべきだわ。

   だからあんたも自分がいったことの責任、取んなさいよね」

松山「……!?」
靈夢「霊夢の真似。 どう似てたかしら?」

似てるどころではなかった。 その一瞬だけ、いたのは靈夢ではなく霊夢だったのではと錯覚を覚える程の超絶芸。
陸に上がった魚のように、口をぱくぱくと動かす松山に、悪びれたのか……靈夢は、やっとあの後の話を始めた

靈夢「そうね……ん……あの後の話ね。
    霊夢はもう誰とも一言も語らず消えたそうよ。
    残った紫は、すかさず掴み掛かってきた萃香と派手にぶつかって地霊殿弁償する羽目になる前に雲隠れ。
    後はいつもの如く、トラウム・アドラーズとの正式な移籍と謝辞には、紫の式の八雲藍が遣わされたわ」
松山「成立って、本当にいいのか? 霊夢さんはトラウム・アドラーズの司令塔で欠かせない選手なんだぞ!?」
靈夢「う〜ん、幻想郷が入るも抜けるも気ままとしても、今回のは稀なケースよね〜。
    でも……霊夢の移籍を受け入れるのも、さっき言ったあなたが取る責任の一端だから。
    第一、私に言われたって困るし。 また紫がしゃしゃり出てきた時、思う存分問い詰めるといいわ」
松山「(う、〜〜〜、何でだ、何でこうなったんだ?
    離脱を阻止できなかったのはやっぱり……キャプテンとしての俺の不徳のせいなのか?
    こんな風に、敵対したいわけじゃなかった。 それでなくても、返しきれない恩義があったのに……)」

花の妖怪に蹂躙された時に匹敵する、運命の理不尽さに、松山はひたすら憤りと困惑を重ねるしかない。



0ch BBS 2007-01-24