※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【燃えろ!】キャプテン松山30【厄オーラ】
[68]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2012/06/14(木) 22:54:46 ID:???
さとり「(多少値が張るけど、勇儀さんが去ったからには……) この【沖縄の荒波ガーディアン】を買います」
紫「解ったわ。 強襲型厄クリアー君は、他から予約入ってるしね。 ところで、質問よろしいかしら?」
さとり「?」
紫「確認するけど、私も貴女も同じゴールキーパー……試合では一人しか出場できないポジションよね」
さとり「えぇ、そうですね。 同じでも私は他所の試合に途中から出しゃばって引っ掻き回したりしませんが」
紫「(知らんぷり) なのに……何故貴女は、一つしかない席に自分が座ろうとしないのかしら?」
さとり「――――」
凍ったように、さとりが言葉を無くして、5秒ほど経過する。
紫からは心の声は流れてこない。さとりはいつものスキマ妖怪の混ぜっ返しと承知してるが平静ではいられない。
紫「貴女のチームには萃香という幻想郷屈指のGKがいるけど……。
仮にも地霊殿をまとめる立場の貴女が出場を要請すれば、松山君だって板ばさみにならざるを得ない筈だわ」
さとり「……。 私は現在に不満も異存もありませんが? 大体、貴女には関係ないでしょう」
紫「それもそうね、でもまぁ……読めたわ。 貴女が積極的にスタメンを取ろうとしない理由が。
ズバリ、GKとして試合に出場しない理由。 貴女、地上の試合に出て多人数の心を読むことが嫌なのね」
ガタッと、さとりは鉄面皮の表情を微かに強張らせて、商品の届け先書いた紙を置いて無言で立ち去ろうとする。
紫「故に人里との練習試合を目前にしても、行動を起こそうとしない。
支援を理由に、ベンチから眩しく活躍する選手達を見るだけ……それだと貴女を慕うペット達もつまらないでしょ?
一つ、私が知恵と力を貸してもいいですわよ? 幻想郷の先輩ゴールキーパーとしてね」
救済する聖女か誘惑する魔女のように、紫はにっこり微笑んだんままさとりの目をじっと見つめた。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24