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【燃えろ!】キャプテン松山30【厄オーラ】


[840]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2013/01/28(月) 01:03:12 ID:???

タイガー・泣く虎ゥ →  クラブ7
スペード・クラブ2以上→ 虎子「否定されて出ていかれて振られて、わたしより……かわいそう……」
             松山「(あれ同情されてる気が?)」


松山の、伝えたい言葉が終わってから、次第に虎子の嗚咽は薄く小さくなっていった。
ぐしぐしと、腕で涙を乱暴に拭って……

虎子「じゃあ……巫女が別のチームに移ったのってキャプテンと喧嘩したせいなんだ」
松山「うっ!? せ、せいと、はっきり言われるとこっちにもきついカウンター返しというか……」

虎子の返しに、少々大げさによろめいてしまったかもしれないと、松山は体勢を戻し咳払いする。

虎子「そう、だよね。 ……わたしが泣いてたらキャプテンの立場ないもんね」
松山「おう。 チームメイトがへこんでるままにしてたらキャプテン失格だしな!」
虎子「うん。 わたしなんかマシだったよ。 それなのにめげてばかりいても、悪いもんね」
松山「(……? お虎のほかに、お虎がそいつに悪いから立ち直るくらいひどい境遇の奴いたか?)」

微妙に会話がかみ合ってないそんな気がしたが、その思考は次の虎子の一言で続けられなくなる。

虎子「だけど、わたしどうすればいいの?
    きっと今のまんま試合に出たら……失敗を思い出して足が竦むよ……前みたいに動けないよ」

尽く必殺技に失敗し、サイドアタックを潰され続けた絵が、虎子の頭に悪い意味で焼き付いている。
相手を押しのけて進むドリブルに、気迫や力強さが抜ければ、それは必殺ドリブルですらない。

虎子「キャプテンにも、ルーミア達にも、博麗の巫女にも、無様に転がるとこなんて見られたくない。
    わたしが頑張らなきゃいけないんだよね。 キャプテンが正しかったって証明しなくっちゃ」

ああ、と頷き返す。 それは松山にとっても望むところではない。



0ch BBS 2007-01-24