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【燃えろ!】キャプテン松山30【厄オーラ】
[924]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2013/02/27(水) 23:36:40 ID:???
松山の与り知らぬところで、シャンハイのイメージチェンジ(同意なし)が行われかけてる時。
さとりの大言は偽りではなく、まさに射命丸と同等のスピードで旧都の上空に連れ出されていた。
松山「ここは――――」
さとり「ご存知でしょう? 賭博サッカー場を大改築してスタジアムにした場所です。
もうすっかり完成して、今日は地底の鬼連合の試合でかなりの行列ができてます」
松山「(何から何まで確信犯の計算づくかぁ)」
さとり「ええ、まぁ(しれっ) あ、そろそろ何名かこっちに気付いてざわめきだしてますよ」
さとりが言った通りに、数名の反応が伝播し……。
声のでかい巨体の鬼が身振りすると、大半の視線が松山とさとりの二人に集中し集まった。
巨体の鬼「ごおおおおー!! あっこにいんのは覚妖怪の姉のほう!
それに最近大暴れしてた人間のサッカー小僧でねえが!!!?」
一つ目妖怪「もっかして今日の試合に出んのか!? 逆賭けたから鬼のほうで出るんじゃねえぞ!?」
物知り妖怪「まぁ待ちな。 今日は地上のでっかい大会の組み合わせ、対戦カードが決まる日だ。
あいつら代表格のしあがったトラウム・アドラーズの代表として出向くんじゃないか?」
牛頭妖怪「ぶもー!! いよいよがぁ!!? 負けんじゃねえぞ地底の看板背負ってんだがらなあ!!」
声は遠く、正確に聞き拾えはしないが、彼らの叫びが応援を意味するものとは十二分に伝わってきた。
熱狂を帯びた視線がひとつ、またひとつと暗闇にともす篝火のように松山の体を焼き、熱くする。
松山「……」
さとり「大注目ですね、ここからだと声は届きにくいですが、手を振ってあげて……?」
松山「おうっっ!!! 頼むぞ応援!! 俺だってずっとずっと待ち望んでた大会なんだ!!!
みんなの期待裏切るプレイは絶対しない!!!!」
手を振るのではなく、拳を固めて、より高くつきあげて、松山は期待に応える言葉を口にした。
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0ch BBS 2007-01-24