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【燃えろ!】キャプテン松山30【厄オーラ】
[931]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2013/03/06(水) 23:08:51 ID:???
松山「あ、そういえば鍵山さんは旧都で暮らしてるんじゃなかったか?」
さとり「彼女なら几帳面に朝の内から地霊殿にいらしてましたよ、もう地上に出てる筈です」
松山「そっ「というわけで私達も急ぎますよ、想起――「猿田彦の先導」っなっかぁぁぁ〜〜!!?」
悪戯しようとする妖精も、邪魔しようとする妖怪も一切追い縋れない天狗の速度で天駆ける中。
松山「(こんなスピードで摩擦で服がどうにかならないなんて、幻想的だよなあ)」
さとり「まだ余裕あるようですね、もうちょっと速くしますよ」
松山「おぉおおぉぉおおお―――……」
次に目を開いた時には、地上はおろか妖怪の山の麓に到着していた。
松山「……」
見上げる。
この山の高い地点に在る湖と神社で暮らしてたのが、不思議なくらいに途方もなく遠い昔に思える。
最初の栄光、不和、決裂……。 そして現在。 自分はこれからこの山の神社の栄冠を奪いに……。
さとり「感傷に浸ってる暇はありませんよ。
白狼天狗に許可は取り付けました。 さぁ入りましょう」
松山「別に浸ってなんかない。 さぁ行こうさっさと行こう」
この山で天狗のスペルカード使用は憚られるようで、緩やかな飛行で登っていく。
夏の山の景色と匂いを、複雑な気持ちで味わいながら、やがて神社の鳥居が見えてきた。
懐かしさだけはどう堪えようとしても後から後から湧いて、口元から苦笑となって零れてくる。
松山「まだ戻ってきたんだな……ここに」
さとり「えぇ。 松山さんにとっては……あちらに誰かいますね」
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0ch BBS 2007-01-24