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【バカ10人と】キャプテン霧雨90【保護者1人】
[588]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2012/07/17(火) 01:41:58 ID:???
ムラサ「それと、こう言ってしまうのはなんですが…。
あなたはぬえのそういうところも含めて好ましく思っているはずです。
だからあなたの意思は関係ないというか…チームの事情というか。
そういうものも含まれているのではないでしょうか?」
魔理沙「う……」
今のぬえを好ましく思っていなければ、現時点で恋人になろうとしなかったのではないか。
魔理沙の中で問題がなかったから、今になるまで行動せずにいたのではないか。
丁寧なだけに、ムラサの言葉は深く心に突き刺さる。
ムラサ「守矢神社のチームのことは、私も新聞などを通じてある程度は知っています。
多分ですけど、真面目にサッカーをしようとしている方が多いのではないでしょうか?」
魔理沙「ま、まあそうだな。私たちが特別真剣とは言わないが…。
確かに、サッカーに厳しい連中が揃ってると思うぜ」
ムラサ「…だから、ぬえのやり方は守矢とは合わない気もするんです。
今のぬえがプレイするためには、彼女のプレイスタイルを受け入れる環境の方がいいんじゃないかな、って」
勝つことに、サッカーそのものに真剣であればあるほどにぬえのプレイは受け入れがたいものだ。
そういう意味ではムラサの言うことに理がないわけではなかった。
しかし、そう言われ魔理沙とて腹も立つ。皮肉な口調で口を開く。
魔理沙「命蓮寺みたいな、ってか?そりゃあ、戦力増強としてはこの上ないだろうからな」
ムラサ「そうですね。戦力云々はともかく、うちでプレイした方がいいんじゃないかとは思っています」
その意地悪な言葉にもまっすぐ言い返すムラサ。
彼女の目は戦力を求めているそれではなかった。
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0ch BBS 2007-01-24