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【バカ10人と】キャプテン霧雨90【保護者1人】
[731]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2012/07/24(火) 01:41:06 ID:???
輝夜「(まずいわね…)」
マシンセルですぐさま回復しつつ、内心で舌を打つ。
輝夜は全員の作業が終わる頃には、疑問に思わない程度の時間には戻らなければならない。
一方で幽香は時間など知ったことではない。長引かせるも自由。
焦りは迂闊な行動となって現れ、幽香がその隙を滅殺の一撃で抉る。
幽香「…チ。戦闘不能に何度追い込んでもその再生は厄介ね」
輝夜「お褒めに預かり光栄だわ」
とはいえ、砂を殴るような感覚の幽香とていい気分ではない。
倒したはずの相手が蘇るのは精神的に来るものがある。
しばらくの静寂の後、幽香は静かに口を開いた。
幽香「……次の一撃で終わりにしない?
私は言うに及ばず、次に戦闘不能になったらあんたも負け」
輝夜「私のメリットがないようだけど?」
幽香「ハッ…。何言ってるんだか。
何焦ってるのか知らないけれど、このまま続けりゃあんたの減らない残機が食われるだけよ」
輝夜「………。
(そう。それに、残り時間のない私にとってこの提案は呑むべきもの)」
答えは言葉でなく、その姿勢で示す。
輝夜の剣は静かに、斬り放たれる瞬間を待つ。
幽香は満足げに笑みを零し、その力を一瞬に向け解き放つ。
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0ch BBS 2007-01-24