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【バカ10人と】キャプテン霧雨90【保護者1人】
[736]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2012/07/24(火) 02:26:59 ID:???
腕を急いで引き戻し、胸部を抉るはずだったその拳を受ける。
無理に加えて幽香の本気の殴打、すぐに復活するとはいえしばらくは受けた右腕は使用不能。
幽香「(次で――獲った!)」
しかし。
まだ、輝夜の動作は終わっていない。
輝夜「斬艦刀……!」
左腕にマシンセルを集め、刀身を形成。
幽香の一撃に吹き飛びながら、振り上げる。
その動きに幽香が気付くが体は硬直しきり、回避できない。
幽香「叩き――潰す!!」
ならば、と日傘を振り上げ両の腕で斬艦刀へと叩きつける。
回避不能であれば打ち消し、もしくはダメージの軽減を狙った動き。
幽香は腹立たしいまでに戦闘に関しては優秀であった。
しかし、この時ばかりは選択を間違えた。マシンセルを束ねた巨大な刀身とその斬撃。
たかだか日傘で防げる一撃ではない。
輝夜「――星薙の太刀!!!」
ズシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!
幽香「ぐっ……ぐうううううううううああああッ!!!」
幻想郷の夜空を、銀に光る刃が一閃。
――かくして、派手ではあるがその実子供の喧嘩な一戦は終幕を告げたのであった。
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0ch BBS 2007-01-24