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【不思議なお薬】キャプテンEDIT38【飲まされて】
[752]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg
:2012/07/05(木) 02:28:57 ID:???
政夫「よ、4−1……だと!?」
和夫「兄ちゃん、マズイよ!」
大前のゴールに衝撃を受けたのは、守備陣よりもこの兄弟だったかもしれない。
何しろ彼らは逆転の原動力ではあるが、残り体力の問題もある。
この時点での相手の追加点は避けたかった。
次藤(観客席)「こうなると花輪中は苦しか。鳴紋中と同点に追いつく可能性を得る為だけでも、あん兄弟以外に得点するしかなかタイ」
松山(観客席)「花輪中、立花兄弟に頼っていても、出来るのは点差を少なくするだけ。それ以上先には、チーム全体の力が必要だぞ?」
弥生(観客席)「サッカーってこんなにポンポン点が入るものだったっけ……ウチの都大会決勝みたいな例外はともかくとして」
観客席の面々も、花輪中の勝利の可能性が更に低くなると見積もる者が大半だった。
ただでさえ必殺のシュートには多大な体力が必要とされる。
立花兄弟の場合は合体技故にその量は単純に倍。対して鳴紋中のFW二人は特別な必殺シュートがなくても得点が可能なのである。
小野(こうなったら、俺たちも何とか鳴紋ゴールを脅かす手段を考えるしかない!)
塩田(二年連続で同じ相手に負けるなんて、嫌だ!)
本多「ふむ。花輪中の連中、顔つきが変わったな」
比良山「あの兄弟の合体技は使用回数が限られるだろうからな。
この点差を何とかするには、それ以外の面子もただあの二人にボールを託していては駄目だと悟ったのだろう」
雪村「ま、それで何とかされる僕らじゃないけどね!」
大前「ああ、そうだな。とにかく、これからの戦い方について何だが――」
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0ch BBS 2007-01-24