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【表と裏の】もうひとつの物語5【最強】


[514]森崎名無しさん:2012/09/02(日) 00:58:34 ID:JLojHRk6
C

[515]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/09/02(日) 18:52:12 ID:???
C 「ちょ、ちょっとトイレ行ってきます!」部屋から抜け出す

あゆみ「(気分転換にもなりますし、それに…)
     ちょ、ちょっとトイレ行ってきますね…テヘヘ…」

翼「ん、あぁ。間に合うようにしてくれれば構わないよ」

森崎「(いくらニブチンの俺でも、流石にこの回答は…)あ、気にしないでいってきな」

みなと「…、ねーねー。私もいく」

あゆみ「う、うーん…ま、いっか。じゃあとっとと行きましょう」

トテテ…
省3

[516]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/09/02(日) 18:56:25 ID:7GB3yOEk
みなと「…? ねーねー、そっちはトイレの方向じゃ…」

あゆみ「何行ってるんですか。センパイを迎えに行くんですよ」

みなと「え?」

あゆみ「なんとなく…なんとなくですが、センパイが近づいてくるのが感じられます。
     あの人のことだから迷いそうだから…案内しにいってあげなくちゃ。
     …ね?」

みなと「…(コクン」

そう言って入り口へ向かう二人。

待っていた結果は…?

★女の子を待たすもんじゃないですよ! → ! card★
省10

[517]森崎名無しさん:2012/09/02(日) 18:57:13 ID:???
★女の子を待たすもんじゃないですよ! →  ハートJ

[518]森崎名無しさん:2012/09/02(日) 18:59:09 ID:???
ハートとは流石ですね

[519]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/09/02(日) 19:15:10 ID:???
流石こういうところの引きはいい主人公…!

★女の子を待たすもんじゃないですよ! →  ハートJ ★
ダイヤ、ハート → スペードの結果+鬼道と…?

「女の子の予感は当たる」とはいっても、根拠がない故に他人に理解してもらうのはなかなか難しい。
そんなに時間の猶予があるわけでもないため、あゆみはどことなくそわそわする。
本当に来るのか、そもそも表口に来てくれるのか…そういった疑問疑惑がぐるぐると頭の中を巡っていると…

みなと「あ、ねーねー!あれ見て!!」 省18

[520]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/09/02(日) 19:19:35 ID:???
ダダッ…っとあゆみはこらえ切れず、彼らの元へ走って行き…
周りの人がびっくりするくらいの大きな声で怒鳴った。

あゆみ「この…大馬鹿まぬけーーーー!!
     どんだけ心配かけさせてるんですか!!
     円堂さんもそうです、連絡ぐらいよこさせてください!」

祐一 円堂「「え、あ…ごめんなさい…」」

あゆみ「…もうすぐ、後半戦がはじまります。
     フォーメーションはもう決まっちゃってますので、出れたとしても中盤でしょうが… 省20

[521]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/09/02(日) 19:22:43 ID:???
あゆみ「あれは…帝国学園キャプテンの鬼道…!」

円堂「あいつと話がある。だから、俺は観客席であいつの撃つシュートを止めるお前の勇姿をみているぜ!」

祐一「…え?だってあいつ試合どうするの…?」


ザッザッザッ…


鬼道「後半は10人で戦ってもらう。みんなも了承済みだ」

あゆみ「!!」
みなと「勝利を…諦めたってわけ?」

鬼道「それは違う。だが、勝利以上に大切なものがあるからここにいる。 省9

[522]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/09/02(日) 19:26:36 ID:???
鬼道「円堂とどのような特訓をしたか…後でフィールドで見させてもらう…
   さぁ、お前たちは早く行け。試合開始はもうすぐだ」

祐一「…」
みなと「先輩、そこのゴーグルの言うとおりです…。時間に余裕はありません」

鬼道「(ゴーグル…)フッ。じゃあ円堂。あの件についてだが…」

ざっざっざっ…

あゆみ「センパイ、行きましょ。ったく、本当に心配かけて…」

祐一「だ、だから悪かったって…」

あゆみ「もう…約束してくださいね。こんな事しないって」 省9

[523]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/09/02(日) 19:29:56 ID:???
バタンッ!!

翼「あゆみちゃん、長かったけど大丈夫…って、祐一?」

祐一「ぜぇ…ぜぇ…遅れてきて…本当に申し訳ありません…ぜぇ…ぜぇ…」

古尾谷「なぜ遅れてきたか…はあえて深くは聞かん。
     とはいえ、相手の動きもわからないまま出すわけにはいかん。
     しばらくベンチで様子を見ていろ」

祐一「は、はい!」

古尾谷「よし、じゃあみんな!フィールドに戻るぞ!」

ザッザッザッ…

皆がフィールドへ向かう中、森崎と祐一が残り… 省8


0ch BBS 2007-01-24