【全力で】ライ滝第二三話【ＭＡＫＥ！】

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【全力で】ライ滝第二三話【ＭＡＫＥ！】

[204]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2012/07/22(日) 00:07:20 ID:???

衛子「（ああ、これは本気で言ってるんだろうなぁ）あいちゃん、この人は新田瞬さん。大友中のエースストライカーだよ。
　　　で、あの人（アル）も言ってたけど去年のJrユースのメンバーの一人だったんだよ」

あい「はぁ、そうなんですの。皆さんそのような細かい事まで知っているなんて随分お詳しいんですのね。
　　　私、新田さんなんて全然存じませんでしたわ」

二三「あいちゃんちょっと黙ってようか。え～っと、すいません新田さん。
　　　この子来生あいちゃんって言うんですけどちょっと抜けてる所があるというかなんというか……」

新田「べ、別にいいさ。気にしてないから（ギギギ、兄妹揃ってムカつくなぁ！）」

　青筋を浮かべながらも、新田も女の子相手にキレるのだけは自嘲する。

三杉「新田、そろそろ後半の始まる時間だ。座っておこうか」

新田「あ、はい」

　三杉に促された新田が空いていた席に座った所で、丁度両チームの選手達がグラウンドに姿を現した。

名護「さあ、随分と長いハーフタイムだったがようやく試合再開だ」

照井「状況は3-0だが両チーム力の差はそれ程でもない。生田（仮）が油断しているならまだまだ試合はわからないな」

新田「って実況は言ってますけど実際の所どうなんですか？」

三杉「概ねその通りだ。実力自体はほぼ互角、決定機でしっかり決められているかそうでないかで差がついてしまった感じだよ」

新田「へぇ……」

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0ch BBS 2007-01-24