※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【全力で】ライ滝第二三話【MAKE!】


[915]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2012/09/11(火) 23:00:59 ID:???

コンティ「ラ、ランピオンッ!」

ランピオン「ぐっ、ううぅ……!」

マルコ「こりゃ不味いぞ!? 担架だ! 担架を持ってきてくれ!」

 このショッキングな光景に、近くにいた者達は慌てて足首を抑えて倒れ伏すランピオンの元へと駆け寄る。
 が、当のランピオンは味方の声に応えることすらできない程の状態であった。
 下手をすれば骨にまで異常がありかねないこの事態に、すぐさまランピオンは運ばれてきた担架に乗せられ一旦外に運び出される。
 そして残された旧イタリアユースメンバーは攻撃を仕掛けてきたカルロに怒りの矛先を向けた。

フレッド「てめえ! なんてことしやがる!」

 最初のチャージですらかなりの危険行為であったというのに加えて追い打ちをかける足への攻撃。
 旧イタリアユースメンバーの怒りは至極当然のものであったが、それを受けるカルロの対応は涼やかな物だった。

カルロ「すまない。確かに最初のチャージは咄嗟に仕掛けてしまったものだが、更に運悪く俺の肘が足首に当たってしまうなんてな。
    本当に彼には悪い事をしてしまったよ」

トリノ「なっ、あれがわざとじゃねえって言うのかよ! ふざけるんじゃねえぞ!」

 思わずカルロに掴みかかりそうになるトリノだったが、それを横から審判が制止する。

審判「止めたまえ! 暴力行為は即刻退場処分だ! 彼が故意にランピオン君の足を狙ったという証拠もないのだぞ!」

フレッド「……くそっ!(あれが事故扱いな上レッドどころかカードを出す素振りすらねえ! こっちは完全にアウェー扱いかよ!)」

マルコ(協会は俺達をここで完全に潰す気、って事か……このPKを決めないとジリ貧になるぞ)

 幸いアウェーでの理不尽な判定には馴れている旧イタリアメンバーである。
 これ以上何をやってもこちらにとって理不尽な事態しか起こらない事を察知し怒り心頭になりながらも矛を収めた。


0ch BBS 2007-01-24