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【全力で】ライ滝第二三話【MAKE!】


[925]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2012/09/12(水) 21:58:41 ID:???

ランピオン「――よし、まずは先制できたか……痛っ」

 ベンチで治療を受けるランピオンは運ばれてきた当初よりは落ち着いてきたものの、未だに足の痛みに脂汗を浮かべていた。

響「ランピオン、大丈夫?」

ランピオン「全然平気、とは言えないがある程度は痛みも引いてきた。試合にも戻れそうだと思うが……どうなんだ、ドクター?」

医療スタッフ「うむ。内出血は酷いようだが幸い骨までダメージは行っていないようだ。
       テーピングをしっかり施せば出られない事もないだろう。医者としてはあまり勧めはしないが」

ランピオン「なら早い所テーピングを頼む」

 医療スタッフの言葉を聞いたランピオンは迷うことなく試合へ続投を申し出る。
 ジノ達の未来が懸っている試合である以上、ちょっとやそっとのダメージで退く気はランピオンには毛頭ないのだ。

ランピオン(それに一年前ストラットにやられた怪我に比べりゃこの程度屁でもない。
      見てろよあのふざけた反則野郎。借りは即返してやるぜ!)

響「ランピオンだけじゃなくてあたしの方も早くテーピング巻いちゃって下さい!」

 ギラギラと闘志の炎を燃やすランピオンに続いて、響もまた早く治療を済ませてくれるよう要求する。

ランピオン「待てヒビキ。さっきのを見た通り相手は普通じゃねえ。お前はこのまま下がっていた方が良い」

 当然あんなラフプレイをするチーム相手に来れ以上恋人(思いこみ)を出させるわけにはいかないとランピオンは制止しようとするが、
響は首を横に振って見せた。


0ch BBS 2007-01-24