【全力で】ライ滝第二三話【ＭＡＫＥ！】

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【全力で】ライ滝第二三話【ＭＡＫＥ！】

[930]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2012/09/12(水) 22:55:21 ID:???
試合時間→5＋8＝13分
プレイエリア→センターライン付近右サイド
ボール争い、旧ユース→スペード7
ボール争い、派遣→ダイヤ9
→派遣チームボール

響の治療時間→5＝5分
ランピオンの治療時間→1＋（意図的な負傷＋2）＝3分

　協会派遣チームのキックオフで再開された試合は、見事なまでの膠着状態に陥る事となった。
　FW二人を欠いた旧ユースチームが自陣内に引きこもり、得意とするディフェンスで派遣チームの攻撃を凌ぎに来たからである。

ジノ（自慢にもならないが僕たちはこういう状況でのディフェンスには馴れている。
　　　Jrユースの時とは違って一点リードで精神的にも余裕がある以上尚更だ。
　　　幸いランピオンとヒビキの治療時間もそう長くはなさそうだし、それまで耐え凌ぐ位はやってみせるさ）

カルロ「ちっ、噂通り意気地のないサッカーが好きな連中のようだな……」

　こうして時間は刻一刻と過ぎて行き、テーピングの済んだランピオンと響が戦線に復帰した前半13分にようやく試合が動き出す。

カルロ「（焦って上がるような時間でもないがいい加減奴らの思惑通りに動かされるのも癪だ。そろそろ攻めるか）
　　　　モブ！　奪われても良い！　仕掛けろ！」

モブ右SH「よっしゃ。行くぞデモーニオ！」

デモーニオ「ああ。俺はパス能力でも鬼道に匹敵するんだという所を見せてやる」

　カルロの指示が飛ぶと共に、ボールを持っていたモブ右SHがデモーニオとパスを回しながら旧ユース陣地に切りこんで来たのだ。

前次写

0ch BBS 2007-01-24