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【ヤベッチュ外伝も】Another-CU_4【超よろしく】


[519]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/20(月) 23:44:37 ID:???

目を微かに伏せ、気付かぬ程度に首を振るラムカーネ。
『それは勘違いだ、間違っているぞ。』…恐らくそういう類の言葉の代わりであろう。
しかしそんな事は今の三杉には些細な事だった。
思うがまま…感情のままに、自分の伝えたい事をラムカーネへと伝えなければならない。
このとき三杉はそういう観念に支配されていたのだ。

三杉「……僕も元々は心臓病持ちでね。 身を削って戦うのはいつものことだったし、
    それ故に限界も見えていたから、負担を掛け過ぎないようにプレイしていた。
    しかしある大会の試合中、チームの勝利の為に僕は限界を超えてプレイして……そして、倒れた。」

ラムカーネ「………」

三杉「医者が言うには、選手生命どころか、死んでもおかしくなかったらしい。
    あの時は、ここで死んでも構わないと思った。
    だが今は違う……自分の夢を叶える為、生きたいと思っているんだ。」

ラムカーネ「……そうか。」

ここまで言って、ラムカーネの頷きを目にして、ようやく三杉は少し冷静になった。
何をラムカーネに伝えたいのか、目的を頭の中で反芻し、そして再び口を開いた。


0ch BBS 2007-01-24