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1- レス

【ヤベッチュ外伝も】Another-CU_4【超よろしく】


[649]森崎名無しさん:2012/08/25(土) 21:04:33 ID:???
そういや新田もこの試合に賭ける物は三杉と同じくらいあるのだろうな

[650]森崎名無しさん:2012/08/25(土) 21:32:52 ID:???
森崎もそうだけど、翼のJYでの新田評も能無しだったからなあ。
この辺でしっかりと新田の名誉挽回させとこか

[651]森崎名無しさん:2012/08/25(土) 22:23:35 ID:???
陽子さんを思う気持ちは石崎より森崎の方が強かったというわけか・・・
いや本編ではこの時点で恋愛関係にないけど

[652]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:33:58 ID:???

> 誰か来たぞー→ ハート3
> 《ハート》 森崎
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

陽子「やっほー、森崎くん。」

森崎「よっ、来たぜ陽子さ…ん?」

翼「………」
森崎「………」

先客が居た事に…と言うよりも、先客の人物が誰かと言う所で森崎は顔をしかめた。
翼も同様にバツの悪い顔で軽い溜息を漏らす。 省15

[653]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:35:09 ID:???

翼「お互い無事にジュニオールへ昇格できたね。」

森崎「当然ってトコだ、カッコ悪く日本に帰る訳にもいかないしな。」

翼「また今季も対戦があるかと思うと少し気が重い。」

森崎「おっ? ふふん、俺に恐れをなしての発言か?」

翼「まさか。 奇行ってのは傍で見てる方も疲れるってだけさ。」

公の場で喧嘩をするつもりはないか、当たり障りなく会話を繰り広げる二人。
しかし徐々に会話内容に棘が含まれ始め、互いの微笑は氷のようになっていた。
省17

[654]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:36:25 ID:???

陽子「まずは(ry」

目を丸くする翼と森崎に対し、陽子は事務的な口調で全日本サッカー協会からの祝辞を述べた。
祝辞とは二人が共にプロ予備軍ジュニオール≠ノ昇格し、あまつさえキャプテン就任した事に対してである。
正直二人が昇格してから時間が経っているが、恐らく二人揃った席で伝える事が決まっていたのだろう。

森崎「…話ってのはそんだけかい?」

陽子「ううん…話はここからよ。 二人には来年、Wトーナメントの代表になって貰う予定がほぼ確定してるけれど… 省20

[655]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:37:52 ID:???

陽子「ええ。 規模は小さいですが、一応FIFAにも認定を貰ったユースクラスの国際大会です。
    そして目的の第一は国内組に世界と自分達の実力差を認識させる所にあります。」

森崎「ほほぅ…」 ニヤリ

弱者を甚振(いたぶ)るビジョンでも見えたのか、森崎は悪そうにほくそ笑んだ。
翼の方は特に何も口を挿まずに耳を傾けている。

陽子「パルメイラスかサンパウロ、どちらかのチームにブラジルのレベルをみせつけてもらう訳ですが… 省21

[656]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:39:04 ID:???

陽子「翼くん、本当はこれに三杉くんのチームも招待される筈だったのよ?」

翼「!!」

森崎「はっ? 三杉?」

どういう事かと言わんばかりに森崎は二人の顔を交互に行き来させた。

陽子「森崎くんは知らなかったようね。 まあ私も翼くんから聞かされて初めて知った事だし、仕方ないか。」

森崎「どういう事だよ翼。」

翼「どういう事も何もないさ。 三杉くんは心臓病を治し、今はイタリアでプロ予備軍に所属している。」
省12

[657]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:40:19 ID:???

陽子「プロジェクト・カウンターウィングの事は覚えている? 翼くんと森崎くんを競い合わせ、日本サッカーの
    レベルを劇的に上げる為のヒーローを作り出す計画…あれの一環で、森崎くんにも伝えておくわ。
    今度サンパウロが三杉くんのチーム、フロレンティア・ヴィオラと練習試合を行うの。」

翼「………」

森崎「な、なにぃーっ!?」

陽子「どういう経緯でそうなったか私は知らされていないし、日本サッカー協会もこれに関わってないわ。 省23

[658]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:41:52 ID:???

翼「…別に無いよ。 スタンドで大人しくしてくれるんならね。」

森崎「へっ、抜かせよ。」

陽子(ふう、どうやら任務完了みたいね。 どうなる物かと思ったけど、なんとかなったわ。)

正直この話をする事で森崎が激昂する懸念があったが、どうやらそんな事態にはならなかった。
翼についても少々ヘソを曲げたかも知れないが、それだけである。
陽子は結果に満足し、安堵の息をつく事が出来た。
省17


0ch BBS 2007-01-24