※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【ヤベッチュ外伝も】Another-CU_4【超よろしく】


[95]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/18(水) 13:01:21 ID:???

マーガス、ビクトリーノ、そしてシェスタ―…
試合の前日、ブレーメン・ユースの主要メンバーである3人はカフェに連れ立ち、ハンブルガー対策を練っていた。
…と言っても相手の戦力や戦術はとうに見知っており、互角以上に戦うための基本対策は立っている。
それは相手にとっても同条件であり、故にこそ高いレベルでの互角の争いになるのであるが…
問題はFWの2人がぼやく通りにゴールを奪えないこと…即ち若林の牙城を崩せない所にあった。

シェスタ―「ワカバヤシに明確な弱点は皆無だ、しかし圧倒的に強い場面とそうでない場面があるのも事実…」

マーガス「……」
ビクトリーノ「つまり…?」

シェスタ―「狙いはPA内オンリー…それですら分の良い勝負ではないかも知れないが、最もマシな事に違いはない。
       マーガスの頭、ビクトリーノの足元。 ボクがピンポイントで合わせてみせる…何度でも。」

ビクトリーノ「後は数の勝負って訳か…。」
マーガス「悔しいが仕方ない…今のワカバヤシは確かにそれ程のヤツだ。」

沈痛な面持ちの中、3人は大きくない希望に賭ける目で宙を睨んだ。
妙案は無し。 何度でも挑んで、挑んで、ひたすらに挑んでこじ開ける…それだけであった。


0ch BBS 2007-01-24