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【リブタ】黄金のジノ12【始動!】


[715]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/19(金) 12:57:03 ID:???
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佐々木「涼宮さんが、私達に勘づきつつある、か。とことん混ぜっ返さないと気が済まないらしいね。」
佐々木は溜め息をつくと、長門を向いた。
佐々木「少し聞きたいんだけど、彼女が不穏な動作をした時、誰かが側にいなかったかい?」
長門「いない。彼女の中で、彼に対する何らかの思いがあり、彼を消す方向に向かった模様。」
佐々木は椅子に腰をかけた。
佐々木「無意識は罪だね。キョンにも落ち度はあるけど、それが彼を消す理由にはならない。
賭けになってしまうが、私と涼宮さんの力をぶつけ合えば………」
長門「推奨は出来ない。鍵の消滅、または鍵ごと貴女の消滅になる。意識にある力より、無意識が強い。」
佐々木「となれば、彼女は何がしたいのか、推測ならば予測は出来る。」
長門が佐々木を見る。
佐々木「キョンが疎ましくなった、そして現在、彼女はキョンに会いたがっている。
推測になるが、これはキョンを消したことにより、SOS団自体が消滅するとは思いもしていなかったからかも知れない。
彼女の彼氏………あまり名前は上げたくないが、国木田くん。彼がキョンの代役になれないのは、明白なんだけど。
だからこそキョンを消して、彼の記述を国木田くんに変えようとしたんだろうね。キョンを私ごと葬り去れば、完璧だった。
しかし、イレギュラーがあった。それが長門さんの介入。古泉くん、朝比奈さんのキョン保全への尽力。
くっくっ。推測が正しいとするならば、彼女は私からキョンを取り戻そうとするかも知れないね。
SOS団は、誰が欠けてもそうなり得ない。そう彼女が理解したとしたら?それならばこの一年をループさせた暴挙も、納得いく話だ。
出来ることなら、僕もまた橘さん、藤原くん、九陽さんと過ごしたいが、今更の話になる。今の私は、君たちの親友だからね。」


0ch BBS 2007-01-24