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【リブタ】黄金のジノ12【始動!】
[716]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI
:2012/10/19(金) 13:38:06 ID:???
長門「………………」
佐々木「神に等しい力を持つとはいえ、彼女は私と同じ人間。思春期の少女としては、彼女を理解できるよ。
…………でも…………」
佐々木は、表情を強張らせた。
佐々木「理解と寛容は別だ。私は、彼女を許せない。」
長門「…………それは、怒り?」
佐々木「いや、嫌悪に近い。仮にキョンが消滅していた未来があるとして、それをまた戻す事は、あり得ない。
考えてみてくれ。君たちの知るキョンと、今のキョンを。
今のキョンは、日常を楽しむただの高校生。勉学にスポーツに彼なりに励み、朝比奈さんに憧れ、親友と猥談するような少年。
そして以前のキョンは、涼宮さんに振り回され、存在すら消されかけた。
気紛れに消されたり、作られたりなんて、許されていいわけがないだろう!」
佐々木は机を叩いた。
長門「…………………」
長門は、佐々木を見ていた。
佐々木「………君たちの要請を受けるよ。私も協力する。」
長門「…………感謝する。」
「うごっ………ぷ!」
白石「キョン?!大丈夫か!?」
佐々木は立ち上がると、グラウンドを見た。
佐々木「………長門さん、見てごらん?キョンが、のたうち回っているよ。どうやら白石くんの頭が腹に当たったみたいだね。」
長門「ユニーク。」
文芸部室に優しい風が薫る。
長門「(この景色を見るのは、32回目………)」
佐々木の推測は、ほぼ事実。一つ違いがあるならば、ハルヒはこの一年をループさせ続けている。
サイクロプス隊による暗殺、力をぶつけ合い、キョン、佐々木が消滅しても駄目だった。
長門「(涼宮ハルヒは、SOS団を望んでいる。しかし…………)」
古泉、朝比奈は、絶対に戻るつもりはない。理由は、ハルヒに対する絶対的な不信だ。
また、キョンに対する情。古泉は親友として、朝比奈はなついてくれる可愛い後輩として、キョンを大事に思ったからだ。
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0ch BBS 2007-01-24