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【リブタ】黄金のジノ12【始動!】
[798]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI
:2012/10/21(日) 17:43:59 ID:???
古泉「……………はぁ。」
パソコンを前に力説するバルーンドック。それを聞く僕。端から見たら、さぞかし異様な光景だろうな。
キミドリさん「というわけで、スイッチを入れるにはこのパソコンのエンターキーを。そうでない場合は、違うキーを。
なお、このプログラムは、24秒後に消滅します。」
古泉「……………はい?」
キミドリさん「あ、10秒経ちましたね。あと14、13、12…………」
考える暇なしですか!この底意地の悪さは、間違いなく朝倉さん似だ!
僕は、慌ててエンターキーを押した。
キミドリさん「…………あ、まだお決まりのセリフ言ってませんでしたね。」
やたらと勿体つけ、キミドリさんは、口を開いた。
キミドリさん「ready?」
readyもなにも………既に起動しているでしょうに………。
…………そんな事を思いながら、僕の意識は消えていった…………。
…………ここは、公園……………。
前から、泣きながら歩んでいる女性がいる。この人は………………見間違えるはずがない。
古泉「森さん。」
森さんは、一度、身体が跳ねた。そして、僕を見ると、信じられないものを見た、といわんばかりに泣き出した。
森「…………なんで?あんた、なんで?」
古泉「んっふ。………答える前に、森さんが向こうに行くからですよ。」
森「……………………」
一瞬だけ、森さんは昔の森さんの表情を見せた。………嬉しい時の、はにかんだ顔。僕が、恋した表情。
しかし、森さんはすぐに表情を戻した。
森「古泉。言ったはずよね。貴方は機関の敵だと。」
古泉「重々存じてますよ。」
僕は、森さんの前に立った。
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0ch BBS 2007-01-24