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【貴族の傲慢】異邦人モリサキ2【傭兵の意地】
[306]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/08/18(土) 01:12:53 ID:???
エクセレント! この最終ターン、神がかった引きでポイントを使わず
自軍を勝利に導いて下さった
>>286
,289,291,294,299,305の皆様に
それぞれCP1を進呈いたします!
***
*強制イベント (敵本隊壊滅)
「―――ヤング! ヤング・マジョラム!」
荒野を駆ける、敗軍の将がいる。
手勢のすべてを喪い、己自身も無数の手傷を負いながらしかし、追いすがる兵の悉くを斬り捨てて
ただ一騎、因縁浅からぬ男の名を呼ぶその将を、セイル・ネクセラリア。
人は彼を『疾風』と呼んだ。
「ヤング……!」
その二つ名の通りに疾風の如く戦場を駆けるネクセラリアが叫ぶ、その行く手に一人の男がいる。
その鉄鎧は返り血にまみれて赤黒い斑模様に塗り替えられ、髪は乱れ顔は泥と垢とで汚れきり、
しかし、見紛うはずもない。
求めた、敵である。
「……久しぶりだなセイル。どうした、虫の居所が悪いのか?」
迎えるヤングはしかし、口の端を上げて笑みさえを浮かべてみせる。
その余裕に、ネクセラリアが激昂の度合いを増す。
「ヤング! 貴様はどこまで俺を虚仮にする……!」
ぎり、と手綱を引き絞れば駿馬が応えて地を駆ける。
巨躯が、優美に跳ねた。
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0ch BBS 2007-01-24