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【貴族の傲慢】異邦人モリサキ2【傭兵の意地】
[446]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/09/01(土) 12:55:14 ID:???
//馬術2
「しっかし、あん時ぁ驚いたぜ。お前がいきなり変なおっさん連れてきたと思ったら、
『このモリサキが皆サンの新しい隊長デ〜ス! そこんトコ、よろしくお願いしマ〜ス!』だもんな」
褐色の優男が、言って快活に笑う。
ネイが口真似をしてみせたのは、森崎の隊長就任を知らせたときのルーカスである。
「ああ……俺だっていきなりのことで、何がなんだかわかんなかったぜ。
正直今も、実感は薄いんだ」
ややぎこちなく手綱を握りながら答える森崎。
戸惑いは、事実である。
「ま、ゴーカな式典も、御前会議! とか信任投票! なんてのも、なかったしな。
隊長歓迎の宴会はやったけどよ」
「単に俺を口実にした飲み会だっただろ……」
宿舎の広間に買い込んだ安酒を並べただけの宴席を思い出して、森崎がゲンナリとした顔をする。
「ま、それは言いっこなしだぜ」
「いいけどよ……」
「ところで、隊長ってどんなことしてんだ?」
突然、ネイがそんなことを訊ねてくる。
情報収集に余念がない、というべきだろうか。
苦笑した森崎は、しかし首を捻るのだった。
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0ch BBS 2007-01-24