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【貴族の傲慢】異邦人モリサキ2【傭兵の意地】
[819]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/13(土) 13:31:43 ID:???
>>818
ラスト近くで全ヒロインをフりまくれば、夢のピコEDに……!
まあ、そうでなくともかの小さな相方の出番は全編に渡りますのでw
ちなみに重い場面や桃色な場面では空気を読んで静かにしていますが、
森崎が一人になるとひょっこり出てきて茶化したり慰めたりしてくれています。
***
「するってーと、お前」
「ハンナ。ハンナ・ショースキー」
ショートカットの少女が言うのは、学園から走りに走って大通りを二つも隔てた北側の
フェンネル運動競技公園、通称・運動公園の整備された芝生の端に座り込み、肩で息をしていた森崎が
どうにか呼吸を整えた後である。
「で、そのショースキー女学生は」
「ハンナでいいよ。苗字はあんまり好きじゃないんだよね。
お爺ちゃんが移民ってだけで結構ヤな思いしたみたいでさ。
あ、ボクはそんな経験ないんだけどね。アハハ!」
あっけらかんと言い放つ少女。
快活なのか、単に物事を深く考えない質なのかは判然としない。
しかし森崎が引っかかったのは、また別の点である。
「……ボク?」
「ん? あれ、やっぱり気になる?」
「いや、まあ、俺の稼業も大概変人揃いだから、言われりゃそういうもんかって感じだが」
口ごもりつつ言う森崎の肩を、ハンナがばちんと叩いて笑う。
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0ch BBS 2007-01-24