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【全国の】キャプテンEDIT40【壁】
[178]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg
:2012/08/07(火) 23:12:01 ID:???
松山(観客席)「どうだ、加藤。お前ならアレを止めれるか?」
加藤(観客席)「……普段なら五分五分で、今日みたいな絶好調だと少し不利、って感じでしょうか?
(何でここに来て更に警戒する相手が増えるんだよ〜!? お、おのれ鳴紋中ーっ!)」
石崎(観客席)「つ、翼ァ!? 今のは――」
翼(観客席)「ああ、俺のドライブシュートと似た原理の、落ちるシュートだ。
多分、ドライブシュートより軽い回転で直進する力を重視し、相手の手前で落ちる様にしたんだと思うよ。
そして本来はキーパーの手元で沈む様に落ちるところを、今回は次藤をターゲットにしてやってみせたんだ。
……中々考えられたシュートなんじゃないかな?(まあ、結局はドライブシュートが出来ない苦し紛れみたいなものだろうけど)」
森崎(観客席)「ふんっ、それなら種が割れた今となっちゃあどうってことないシュートだぜ」
そして真に深い衝撃を受けたのは、決められた比良戸中だった。
佐野「さ、三点差だって……?(あのザルなキーパーなら、届きさえすりゃまず点が取れる……けど、そのチャンスは後何回来る?)」
次藤(こ、こいはマズかことになったタイ……ワシの体力が削られた今、攻めか守り、どちらかに集中せんと危険!
ばってん、そんどっちかだけじゃ点差を詰めれても並ぶには足りんとよ)
比良戸中メンバー「じ、次藤……」「どうすればいい? どうすれば、この試合に勝てる?」
不安げな面持ちの比良戸中選手に対し、次藤は苦い顔で頭を振った。
次藤「……まずは前半のロスタイムが大事タイ。そいが何分かで取るべき策が変わるとよ」
雪村がシュートを決めたタイミングは、丁度前半戦30分を消化した頃である。
何度か試合が停まったこの前半、多少のロスタイムは期待できるのだが――
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0ch BBS 2007-01-24