※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【全国の】キャプテンEDIT40【壁】


[250]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/09(木) 00:06:12 ID:???
宇津木「……正直すまなかったと思っているんだが。千載一遇うのチャンスに決めきれなかった。
この事実には流石に俺もヘコんだ。相手にトドメを刺せたのに刺せなかったというか鬼なる」

大前「そうへこむなよ宇津木。点差と流れは、今のところウチにある。勝負は後半に決めればいい」

雪村「そうそう! シュートをしくじったくらいで落ち込んでたら、僕なんてどうしたらいいのさ?」

大前「いや、お前はもうちょっと気にしような? 今日は決めたとはいえ……」

達也「兄貴もポストに当てまくる事を気にしような?」

大前「う、うるさいな。全国じゃ当ててないから良いだろ?」

などと零しながら引き上げていく鳴紋中選手たち。その足取りにはリードからくる精神的余裕があった。
前半中にトドメを刺せなかったのは確かに痛いが、それでも点差は圧倒的有利。
いくらキーパーの能力が不安だといえど、そこまで届くシュートを少なくすれば良い。
そして防ぐ度に比良戸ゴールを脅かせるツートップが健在なのである。危機感はあるが、追いつめられるには程遠い。
一方の比良戸中はというと、こちらは少し切羽詰まっていた。

佐野「くそっ! あんなザルキーパー、シュートに持ち込みさえ出来りゃ何点でも取れるのに!」

比良戸中メンバー「なのに前半だけで三点差、か」「いくらザルでも、ここからは少し厳しくないか?」「次藤、どうするよ?」

今までのふてぶてしさが薄れ、年相応の少年らしい焦りと不安を顔に出し始めている。
……比良戸中のここまでの成績は、全て1−0。つまり撃ち合いの経験が少ない。
この試合まではそれが実力を覆い隠すベールとして機能してきたが、事ここに至って偏った経験として裏目に出始める。

次藤(くっ、難しかもんタイ、サッカーちゅうんは。自分一人で相手に挑む喧嘩とは違うとよ)

今更ながらにそれを実感し始める次藤だった。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24