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【全国の】キャプテンEDIT40【壁】
[258]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg
:2012/08/09(木) 00:56:50 ID:???
〜ハーフタイム〜
ところ変わって鳴紋中の控室では、マネージャー兼監督代行の菱野によるミーティングが行われていた。
菱野「皆さん、前半戦はお疲れさまでした。作戦の目的とは外れましたが、それでも4−1というスコアは想定以上のものですわ」
大前「ああ、次藤の体力は削り切れなかったけれど、このリードは大きい。
得点はオマケってつもりで取りかかっていたけれど、気が付けばオマケの方がデカくなっていたなァ」
落田「なんかオマケ付きのお菓子みたいだなァ。アレって何て言うんだっけ? ショックガン?」
本多「それを言うなら食玩だ。……ええい、早々に話を脱線させるな落田!」
菱野「……話を続けますわよ? それで後半からの戦術ですが、普通で有ればここで点差を背景に逃げ切りを図るのが常道。
しかし、私たちにはそうはいかない理由があります」
園村「オレノコトデスネワカリマス」
墨田「園村、しっかりしろ」
控室に戻っても緊張でガチガチになったままの園村に、選手一同は深く溜息を吐く。
これでも平均的なレベルの選手のシュートなら、三割くらいの確率で弾く程度は出来るのだが、成功体験に乏しいままでは、
自信の持ちようが無い。そしてその程度のキーパーに全幅の信頼を置ける程の余裕も無い。
菱野「失礼ながら、そういうことですわ園村さん……比良戸はとにかくシュートの本数を増やし、ゴールを狙ってくるでしょう。
その時に守り一辺倒では、こちらの守備陣の体力が枯渇してしまいます。
輝林さんも水守さんもまだボールに絡んではいませんが、ブロックは消耗が大きいのは事実です」
輝林「……相手にボールを持たせ過ぎると、こちらが持たなくなる訳ですね」
水守「それじゃあ前半最後に僕らがやろうとしていたことを、比良戸にもやられちゃいますね」
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0ch BBS 2007-01-24