※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【全国の】キャプテンEDIT40【壁】


[393]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/13(月) 01:49:17 ID:???
感じるのは、それを押し退ける程の喜び。
全身全霊を懸けて挑み、なお敵わぬ巨大な目標……それを得た歓喜が、この敗北を爽やかなものとして受け入れさせていた。

次藤「よっと。……さァて、みんな。仕切り直しタイ」

佐野「じ、次藤さん! 大丈夫なんですか!?」

次藤「大丈夫に見えっとが? 怪我は無いばってん、体力は限界近いタイ」

曽田「そ、そんな……」

竹野「じゃあ、もう無理……」

あっけらかんとした宣言に下を向き始める比良戸中選手たち。
だが、次藤はそれを前に肩を竦める。

次藤「何しよっとがお前ら? 確かに、こん試合の負けは濃厚タイ。いや、確定じゃがな。
ばってん、そいで下向いとってどげんするとよ? ……最後までワシららしく、ねちっこくプレイするタイ!」

佐野「最後まで……俺たちらしく……」

次藤「そうタイ! 鳴紋中の連中に『比良戸は正GK抜きで楽勝できるやすか相手』と笑われたくはなかやろ?
やったら最後までしがみついて、とことん苦しめてやると。……やすやす準々決勝行きをくれてやるんは、腹かくやろ!」

佐野「へ、へへへ……そうですね!」

次藤「そいと決まりゃ、キックオフタイ! ごつか攻撃で、アイツらの度肝を抜いてやるタイ!」

比良戸中メンバー「「おおおおおおおおおおおおおおっ!」」

真夏の空に、一人欠けた比良戸中イレブンの声が高らかに響いた。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24