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【全国の】キャプテンEDIT40【壁】
[393]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg
:2012/08/13(月) 01:49:17 ID:???
感じるのは、それを押し退ける程の喜び。
全身全霊を懸けて挑み、なお敵わぬ巨大な目標……それを得た歓喜が、この敗北を爽やかなものとして受け入れさせていた。
次藤「よっと。……さァて、みんな。仕切り直しタイ」
佐野「じ、次藤さん! 大丈夫なんですか!?」
次藤「大丈夫に見えっとが? 怪我は無いばってん、体力は限界近いタイ」
曽田「そ、そんな……」
竹野「じゃあ、もう無理……」
あっけらかんとした宣言に下を向き始める比良戸中選手たち。
だが、次藤はそれを前に肩を竦める。
次藤「何しよっとがお前ら? 確かに、こん試合の負けは濃厚タイ。いや、確定じゃがな。
ばってん、そいで下向いとってどげんするとよ? ……最後までワシららしく、ねちっこくプレイするタイ!」
佐野「最後まで……俺たちらしく……」
次藤「そうタイ! 鳴紋中の連中に『比良戸は正GK抜きで楽勝できるやすか相手』と笑われたくはなかやろ?
やったら最後までしがみついて、とことん苦しめてやると。……やすやす準々決勝行きをくれてやるんは、腹かくやろ!」
佐野「へ、へへへ……そうですね!」
次藤「そいと決まりゃ、キックオフタイ! ごつか攻撃で、アイツらの度肝を抜いてやるタイ!」
比良戸中メンバー「「おおおおおおおおおおおおおおっ!」」
真夏の空に、一人欠けた比良戸中イレブンの声が高らかに響いた。
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0ch BBS 2007-01-24