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【全国の】キャプテンEDIT40【壁】
[454]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg
:2012/08/14(火) 01:22:10 ID:???
今日一ゴールを挙げた比良戸最大の殊勲者ながら、結局はチームを勝利に導くことが出来なかった佐野。
彼は小柄な体を震わせて、男泣きに泣いていた。
周囲の先輩選手たちが慰めの声を掛けるも、後から後からこぼれおちる涙は止められなかった。
次藤「……立て、佐野」
佐野「じ、次藤さん……」
疲労困憊でフラフラの身を押して、座り込む佐野の前に仁王立ちになる次藤。
次藤「ありきたりの言葉ばってん、お前には来年もあるタイ。来年もここに来て、今度こそ優勝すると」
佐野「うぅ……ぐすっ」
次藤「泣くんじゃなか。今日いっちゃん活躍したお前がそがんことじゃ、六点も取られたワシや畠山はどげんするとばい?
来年のキャプテンはお前タイ。せやったら、悔しい時こそ胸を張るっちゃ! そいが下のもんを引っ張る男の仕事タイ!」
自身が感じる無念を毛ほども見せず、激励を送る次藤。
その言葉に、その姿勢に、佐野はユニフォームの袖で頬を拭い、顔を上げた。
佐野「は、はいっ!」
畠山「へへへ、やっぱり佐野に一番効くのは次藤の言葉か」
秋沢「お熱いねーお二人さん!」
次藤「ばっ、何を言うとね!?」
佐野が泣きやんだ途端に周囲から飛ぶからかいの声に、次藤は唾を飛ばして怒鳴り返す。
敗戦の衝撃も、少しだけとはいえ和らいでいるようだ。
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0ch BBS 2007-01-24