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【全国の】キャプテンEDIT40【壁】
[493]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg
:2012/08/15(水) 01:46:46 ID:???
だが、最も驚いているのは止めた渡会だ。
渡会(なんてヤツだ……これ、ただのシュートだろ!? いくらフリーキックとはいえ、必殺キャッチでないと止められないだと?
このレベルの選手が、どうして全国大会に出られなかったって言うんだ!?)
やす子(パワーは無いけど、それを補って余りあるテクニックとアイディア……。
とてもじゃないけど、ブランクがある上に心臓にハンデを背負っている選手とは思えないわね)
渡会が突如現れた未知の強敵を前に冷たい汗を流し、飯地は聞きしに勝る才気に思わず唸る。
三杉はというと、そんな二人の様子を気にした風も無く、ゆったりとした歩調でペナルティエリアの近くまで歩く。
三杉「流石は全国取りを本気で狙うチームの正GKだ。やっぱりただのシュートではゴールは割れないか」
渡会「……そりゃどーも(くそ。この口ぶりだと、やっぱり何か必殺シュートを持ってやがるか、コイツも)」
三杉「そう不機嫌そうな顔をしないでくれよ渡会くん。僕だって、結構自信のあった一発を止められて、軽くショックなんだしね。
……ええっと、飯地監督でしたっけ? 今度はダイレクトシュートで行きたいんで、高めのセンタリングをお願いします」
やす子「あいよー。ほんじゃ、渡会くんボール貸して」
と、要求通りにクロスを上げやすい位置に付く飯地。
渡会「高めのダイレクトシュート、ね。悪いがそいつはウチのチームの専売特許だ。簡単にはやらせねえぜ?」
内心感じる不安を押し殺しながら、再び身構える渡会。
思い起こされるのは、昨日に経験したばかりの最悪の失点劇。
それを振り払うように、グラブを嵌めた両手を景気良く打ち合わせる。
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0ch BBS 2007-01-24