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【全国の】キャプテンEDIT40【壁】
[494]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg
:2012/08/15(水) 01:47:57 ID:???
三杉「それもそうだね。じゃあ君のお眼鏡に適うよう、精一杯やらせて貰おうかな」
渡会(今、はっきり分かった。コイツ、絶対に性格悪い!)
穏やかな笑顔と慇懃な物腰をしているが、その裏に見え隠れするのは絶対的な自信。
何とはなしにそれを感じ取った渡会は、三杉の本性を直感的に看破する。
そして、これから飛んでくるシュートも、それに見合うだけのものであることも確信する。
渡会(ダイビングキャッチじゃ、まず無理。人数を掛けられない状況じゃ、とびだしも効果薄。
となると……アサルトキャッチで行くっきゃないか。この後の特訓の為にも、飛ばさずに行きたかったんだが……)
いきなり特訓に殴り込んできた輩を、鼻高々で返してやるほど渡会のプライドは低くない。
ここは渾身のセービングで、何としても止める。その意思を固めた。
やす子「おーし! そんじゃ、蹴るわよーっ!」
三杉「はい」
渡会「……いつでも来い!」
弥生(あわわ。キャプテンったら、すっかり『アレ』を出す気になってる……身体に負担が大きいのにー!)
そして飯地監督の蹴ったセンタリングに、三杉が軽快な走り出しでとびついた。
ダッシュの勢いを殺さないままにくるりと腰から回って背を向け、そのまま重力に引かれるように縦に回転しながらのキック。
渡会(やっぱりオーバーヘッドか!)
華奢な体格――特に首周りの細さから、三杉は大前のようなヘディンガーではない、ということは見ただけで分かっていた。
そんな選手が高い浮き球で強烈なダイレクトシュートを撃とうとすれば、その名の通り頭を越して蹴るオーバーヘッドしかない。
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0ch BBS 2007-01-24