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1- レス

【全国の】キャプテンEDIT40【壁】


[500]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/15(水) 01:56:48 ID:???
その後は南葛中の三回戦を偵察するため、客席に移動した鳴紋中だったが、そこで得られたものは少なかった。
というのも、南葛中の相手は可もなく不可も無くといったレベルのチームであり、展開されたのはいつもの南葛の試合だったのだ。
つまり……無失点大量得点の、一方的な虐殺試合だ。

実況「試合終了ーっ! 王者南葛・ベスト16でも向かうところ敵無し! スコアは実に8−0! これが全国大会で出る点差か!?
先程の鳴紋やふらの以上のものを見せてくれました! 相手校を鎧袖一触で粉砕し、準々決勝進出だーっ!」

大前(観客席)「森崎がオーバーラップし、滝がサイドを上がり、長野が落とし、来生や井沢が決め、大空は我が道を行く。
まったく、嫌になるくらいいつも通りだな。全国まで来たら、何か新しい発見でもあるかと思ったけど、まるで隙が見当たらない」

菱野(観客席)「強いて言えば森崎選手のオーバーラップ後、がら空きになったゴールですが……
まずボールを取れる選手がいなくては、それがチャンスにはなりませんわね(ANS、このチームにどこまで通用するでしょうか?)」

雪村(観客席)「うっ、大空のヤツ、去年より凄みが増してない?」

宇津木(観客席)「雪村さん、悪いが俺のログには何も無いな(正直、アイツはレベルが違うというのが正直な感想。
だが、勝った者が強いのだとい名セリフを知らないのかよ。全国で一番のMFは俺たちを優勝に導く雪村さんだ!)」

本多(観客席)「ふらのの松山も大概だが、アレは攻撃面ならそれ以上だ。まったく、どこまでも難儀な敵だ」

息を呑む鳴紋中選手たちの見下ろすピッチでは、挨拶を終えた南葛イレブンが余裕の表情で引き上げを始めていた。


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0ch BBS 2007-01-24