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【全国の】キャプテンEDIT40【壁】


[556]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/17(金) 01:26:19 ID:???
〜翌朝〜

夜が明けて、準々決勝の朝がくる。
その日、ふらの中サッカー部員たちは、朝も早くから調整に余念が無かった。
旅館近くのグラウンドを借りて、念入りに練習を行っている。

ふらの中監督「よし、みんな集まれ!」

ふらの中メンバー「「はいっ!」」

監督の号令一下、選手たちは練習の手を休めて集合する。
その姿を見て、監督は感慨深げに肯き、松山はその中で誇らしげに胸を張る。

ふらの中監督(うむ。この規律正しさ、統率された意思によるチームワークこそが、ふらの中の武器だな)

松山(本当にいいチームになったな、ウチも。これならやれる!)

ふらの中メンバー(眠いー暑いーだるいー……)(一人だけだらけてるとハブられるから、きっちりしないと)(北海道に帰りたい)

……まあ、心中はこんなものなのだが。

ふらの中監督「とにかく今日の試合が今大会最大の難関だ。明日の準決勝のことは考えず、この一戦に全力を上げてぶつかるんだ」

ふらの中メンバー「「はい」」

松山(そう、東邦も悪いチームじゃないが攻撃面でパンチが欠ける。この大会でウチが警戒するチームは、やはり南葛か鳴紋だ)

まさか東邦に日向がかつて以上の力で復帰という鬼札があるとは知らず、そう結論付ける松山。
もっとも、彼がそれについて思いを巡らせなければならないのは、この一戦を勝ち上がることが出来た後になるのだが。


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