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【全国の】キャプテンEDIT40【壁】
[833]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg
:2012/10/07(日) 01:28:07 ID:???
ふらのに残された最後の壁、その二人が懸命に防ぎに行く。
が、今の大前が平時と変わらぬ威力で撃てたということは――全国最強クラスのシュートが飛んでくるのと同義である。
松山の身体も、加藤の手もすり抜けたシュートは、悠然とゴールへ。
――ピィイイイイイイイイイイイイイイイィっ!
実況「ゴォオオオオオォルっ! 決まったァ! 鳴紋中大前くん、早くも追加点っ! 2−0とふらの中を突き放します!
ベストエイトでもその決定力は健在っ! そして鳴紋中全体も支配力のふらのに対し、決して主導権を渡していません!
これは早くも試合は決まったかァ!?」
鳴紋中応援団「よっしゃあ! 決まったァ!」「早くもハットトリックにリーチだぜ!」「大前ーっ! 三点目はもっと派手に――ん?」
大前「うがっ……ま、またか?」
比良山「お、おい! 大丈夫か!?」
得点を確認して起き上がろうとした大前だが、その途中で大きくよろめく。
足に鈍い痛み。またしても負傷、である。
実況「おっと、大前くんの様子がおかしいぞ? もしや、またもや怪我なのか!?」
菱野「い、いけません! 早く治療しませんと!」
国岡「またかよ、アイツ。へっ、カッコウ付けて無理するからだぜ」
やす子「いや、アレ、昨日とは逆の足の怪我だから」
心配げに大前を取り囲むチームメイト、慌ただしく治療の準備を始めるベンチ。
それを余所に、審判は事の発端である近藤に一睨みをくれる。
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0ch BBS 2007-01-24