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【マシンガンを】私の巫女様3【ブッ放せ】
[546]森崎名無しさん:2012/11/03(土) 10:43:29 ID:336JUhws
A
[547]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/11/04(日) 03:59:37 ID:???
A 「すいません、可哀想だと思いました」 正直に答える。
-----------------------------------------------
私は正直に、可哀想だと思った事を白状しました。
でも、気付さんの表情は柔らかいものです。
気付
「正直な奴だなぁ……」
君代
「す、すいません……
けど、ベンチウォーマー…からの守備固めと言う事ですよね?
それは…可哀想、かと」
美月
「ボクはそういうのよく分からないけど、相手にされないのは嫌なのです」
気付
省11
[548]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/11/04(日) 04:01:41 ID:???
気付
「それに、俺が近づいても相手は何も思わない。
まるで"そこに居ない"みたいにな…ステルス戦闘機でもいい」
美月
「そこに居ない……のです?居るのにいない?」
気付
「そうだ。君はよく分からないけど、足音を立てずに走れる。
それを活かせば、存在感を消す事が皆の役に立つだろう」
美月
「ボクの存在感を消す事が…みんなの役に、立つ……のです?」
気付
「ああ」
美月さんが、珍しく真面目な顔をして考え込んでいます。
省11
[549]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/11/04(日) 04:02:41 ID:???
気付
「君は、ベンチスタートで満足していいような選手じゃない。
一緒に練習して分かった……常にフィールドで、存在感を放つべき選手だよ」
君代
「存在感…ですか」
確かに私は、ボールを奪って攻撃に転じるのが好きです。
プレーでもって存在感を常に示す、それは楽しい事ですからね。
気付
「それには当然、プレーででもそうだけど……
それ以外の所、例えば精神面を押し出して行くのもアリだ」
君代
「精神面ですか……」
気付
「ああ。
省7
[550]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/11/04(日) 04:03:49 ID:???
申し訳ありませんが今日はここまで。
【闘志】
一部スキルによるマイナスを軽減、または消去。
【ステルス】
存在感が薄くなり、スキルの対象・相手からの警戒の外になる事があります。
基本的にはプラススキルですが、対策無しに行き過ぎると……?
[551]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/11/06(火) 02:01:46 ID:???
気付さんと私の練習は、気付さんと美月さんとの練習に比べれば……
相性の面では劣っていたかな、と言う実感がありました。
私は正道のプレーを、ひたすら自らの腕を磨く日向の道。
気付さんは、どちらか言えば日陰の道……相手の不意を打つような動きが多かったですから。
気付
「まぁ確かに、君と俺は共通点が少ない……
それでもまぁ、全国に行ける様な仲間を見てるとコーチングの腕くらいは身に付く」
君代
「そう言う物なんですか……」
気付
省23
[552]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/11/06(火) 02:05:40 ID:???
原理としては簡単で……
相手の目線の外――下に潜り込んでタックルを決めると言う按配です。
ただ、コツがあってですね…相手の目線が比較的上へと浮いた時、
ここを狙って沈む必要があるそうです。……むぅ。
この技は、もう少し練らないと使い物にならなそうですね…。
……モグラタックル、は改名する予定ですけれど。
気付
「うむ……身のこなしについては言う事無いかな。
後はじっくりと、体の成長に合わせて体を作って行けば良いと思う。
省27
[553]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/11/06(火) 02:07:40 ID:???
次にコーチングを受けるのは、美月さん。
一年生の中では……今現在、私に次いで上手い…かもしれません。
これといった技が無いのが残念なのですが、十分スターティングメンバー入りでしょう。
気付
「さて、今度は君か……」
美月
「みぃ♪ 先生、よろしくなのです♪」
気付
(この子は……素人か?
確かに身体能力は、外見に似合わず高い…が、サッカーの動きが出来ていない。
単純な飛んだり跳ねたりなら優秀なんだろうが……)
美月
「みぃぃ?」
省9
[554]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/11/06(火) 02:26:38 ID:???
気付
「ストップ、何だ今のは。走る時に音って消せるのか?」
美月
「みぃ?バタバタ走ると疲れるのです」 キョトン
気付
「……そうか。いや、何がそうなのかは分からないが。
なら、ステルスは簡単だろう……ステルスは、相手の目線の外に居る事が条件だ。
極めてしまうと、視界の中に居ても存在を知覚出来なくなるそうだが……」
美月
「みぃ」
気付
「まさかそこまで【ステルス】を極める事なんて――
そんな事は有り得ない。何かの冗談じゃないか?
省11
[555]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/11/06(火) 02:29:15 ID:???
みっちりと練習をしてもらい、すっかり日が暮れてしまいました。
気付さんを始めとして、諏訪浜南中学校の皆さんにお礼を言い…
バスに揺られて、帰るとしましょう。
大矢
「また来るおねーっ! 絶対負けるんじゃねぇぞぉーっ!」
プシューッ、バタン。ブロロロロ……と、バスが発進。
私達の住む、最寄のバス停へと向かいます。
美月
「命おねーちゃん」
君代
「ん?」
美月
「存在感を消すって、悪い事ばかりじゃないのです?
省10
[556]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/11/06(火) 02:31:35 ID:???
嬉しそうに、バスに揺られる美月さん。
何故かは分かりませんが、気付さんの事が気に入ったようです。
……美月さんと仲の悪い人が居るのか?と聞かれると分からないのですが。
あれ、そう言えば…美月さんって、小学生の頃からここに住んでたんですよね?
その割には、オカ研(オカルト研究部の事)とサッカー部以外で人と話してるのを見た事が…?
美月
「みぃっ♪
じゃあボク、帰るのです。命おねーちゃん、また明日なのですー♪」
君代
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0ch BBS 2007-01-24